使用済みの天ぷら油を流して捨ててしまうと川や海を汚してしまいます。
しかし、回収して加工すると、ディーゼルエンジンを動かす植物由来の燃料(バイオディーゼル燃料:BDF)としてふたたび活躍することができます。身近なところからはじめられる環境問題への取り組みを始めてみませんか??
西淀川菜の花プロジェクトでは、その一環として廃油回収を進めています。回収拠点を提供してくださる団体や個人の方を募集しています!!
(どんなことをすればいいの??)
廃油回収ステーションでやっていただくことは簡単です!!
まず、事務局へ、回収ステーションになることを伝えます。次に、道具・広報ツールを受け取ります。
(提供する道具)
広報ツール…回収呼びかけチラシ・ポスター/ポリタンク用ステッカー
回収報告シート/回収説明書/廃油回収ステーションのぼり
備品…ポリタンク/じょうご/油をこすザル/回収ボトル

(回収手順は??)
① 廃油をザルとじょうごを使ってポリタンクに移します。廃油を入れた容器はくり返し使えるので持って帰ってもらいます。
②廃油は回収業者に連絡し、引き取りにきてもらいます。(週1回程度)
※回収日は地域によって異なります。
④集めた量などを回収報告FAXまたはEメールで事務局へ連絡してください。
[回収する油の種類・注意点あれこれ]
回収の対象となるのは家庭から出る植物性の使用済み天ぷら油です。その他の油が混入すると品質の良いバイオディーゼル燃料を精製することができません。また、飲食店などから出る事業系廃食油は、このプロジェクトでは回収しません。
○回収対象の油
・家庭から出る使用済み天ぷら油(植物性)
×回収できない油
・ラードや牛脂、魚油などの動物性油脂
・パーム油、ショートニングなど常温で固まる油
・飲食店から出る廃食油
淀川区でも廃油回収ステーションを設置しました!!
木村幸雄さん(大阪府地球温暖化防止活動推進委員)が回収ステーションの設置に手をあげてくださいました。木村さんは、ステーション設置だけでなく堆肥づくりの名人で、西淀川高校の菜の花栽培にも協力してくださっています。
回収所が増えて、環境に優しい燃料がたくさん作れるように頑張りましょう!!
大阪経済大学4回生
山本 元


先日完成したばかりの廃油回収所の幟を30本準備しアピールしました。
まずは、西淀川高校の校長先生のお話しからです。大阪出身の文豪 司馬遼太郎は、たんぽぽや菜の花の黄色い花が好きだったそうです。司馬遼太郎氏の命日である2月22日は菜の花忌と言われているという話を披露していただきました。
新聞紙上ではBDFに対して消極的な報道も目立つようですが、レボさんのBDFは安心・安全なBDF燃料を製造販売しているので正しい認識を持って欲しいと仰ってました。
ECOまちネットワーク・よどがわ 91.0リットル
西淀川高校のCO2排出量1年分を10%削減するには3000リットル必要で、今回は回収期間が4ヶ月だったので4ヶ月分のCO2排出量である1000リットルを目標に、この日まで頑張ってきました。
みなさんスコップを片手にたくさんの芋を見つけていました。




秋空に映える幟。あおぞらビルの屋上に3つ設置しました。









