プログラム:㈱レボインターナショナルさんによるBDFの解説・廃油回収活動発表会・芋掘り
BDFで走る阪急バスで巡る西淀川歴史ツアー・わたがしの提供
会場の準備風景
先日完成したばかりの廃油回収所の幟を30本準備しアピールしました。活動報告会の開始です。 まずは、西淀川高校の校長先生のお話しからです。大阪出身の文豪 司馬遼太郎は、たんぽぽや菜の花の黄色い花が好きだったそうです。司馬遼太郎氏の命日である2月22日は菜の花忌と言われているという話を披露していただきました。
次に・・・・
○㈱レボインターナショナルさんによるBDFの解説
株式会社レボインターナショナルさんから、地球温暖化問題におけるBDFの意義や正しく理解されていないBDF、精製過程などの簡単な講義をしていただきました。
新聞紙上ではBDFに対して消極的な報道も目立つようですが、レボさんのBDFは安心・安全なBDF燃料を製造販売しているので正しい認識を持って欲しいと仰ってました。○廃油回収活動・回収量発表会本日のメイン!!
廃油回収に参加した各団体の活動紹介・廃油回収量の発表です。
ECOまちネットワーク・よどがわ 91.0リットル淀中学校 2リットルガールスカウト26団 15リットル 菜の子ちゃんの衣装で登場してくれました!!
あおぞら財団 85.4リットル
三島高校 16.5リットル
西淀川子どもセンター 5リットル
西淀川高校 288.6リットル
合計 501.5リットル!!になりました。
西淀川高校のCO2排出量1年分を10%削減するには3000リットル必要で、今回は回収期間が4ヶ月だったので4ヶ月分のCO2排出量である1000リットルを目標に、この日まで頑張ってきました。残念ながら目標の1000リットルを達成することはできませんでしたが、多くの方の協力で目標値の半分を回収することができました。これからも廃油回収を続けていきます。
○芋掘り会場の様子
みなさんスコップを片手にたくさんの芋を見つけていました。
みなさんスコップを片手にたくさんの芋を見つけていました。
○BDFで走る阪急バスで巡る西淀川歴史ツアー
BDF燃料が使用されていると一目で分かるように通常のバスとは違ったラッピングが施されています。このバスがもっと増やせるように阪急バスさんも頑張っていただけるそうです。
BDF燃料を使用することにより通常のディーゼルを使用した際の排気ガスに含まれる黒いススや独特の臭いなどがないことが目に見えて分かります。参加してくれた多くの子どもたちも不思議なようでみんな排気管をチェックしていました。
バスで巡る場所は、西淀川の公害を知ることができるルートとなっています。
大野川緑陰道路は、川も市民の力で建設され緑道になる際にも市民の力が注がれ、西淀川住民の結束の象徴と言えるのではないでしょうか。
巨大な集塵装置が設置された工場。
このような装置を取り付けることによって、周辺環境も改善へ向かいました。
○綿菓子の提供
いつも好評な西淀川高校が提供する綿菓子です。今回は、残念ながら発電機の調子が悪くBDFで作ることができませんでしたが、たくさんの子どもたちが並んでくれて綿菓子を楽しんでくれました!!
いつも好評な西淀川高校が提供する綿菓子です。今回は、残念ながら発電機の調子が悪くBDFで作ることができませんでしたが、たくさんの子どもたちが並んでくれて綿菓子を楽しんでくれました!!
このようなイベントを通じて廃油回収活動がもっともっと広まるといいですね。
あおぞら財団 スタッフ
山本 元