2011年4月27日水曜日

エコでつながる西淀川 助成金贈呈書

2011年、2012年の2年間、トヨタ財団の助成を受け、「エコでつながる西淀川〜環境教育・資源回収でつながる高齢者と子供たち」という活動をスタートすることになりました。
(キックオフミーティングの様子はこちら
トヨタ財団より助成金贈呈書を頂きました。
4月9日10日に東京で、助成金贈呈式とワークショップが予定されていたのですが、震災の影響で中止になり、郵送されたものです。
トヨタ財団2010年度地域社会プログラムへの応募総数は709件
そのうち、助成決定団体数は39件です。
「エコでつながる西淀川〜環境教育・資源回収でつながる高齢者と子供たち」は、そのうちの1つに選ばれました。
この助成で活動の輪が拡がるよう頑張りましょう!
トヨタ財団HP 
・選考評はこちら
・「エコでつながる西淀川」紹介ページはこちら

2011年4月19日火曜日

緑の募金活動を行ないました

4月17日10時から11時に緑の募金活動を姫島駅と関西スーパー大和田店の入り口で行いました。
今回の活動にはガールスカウト大阪26団からは子ども15人、大人5人の合わせて20人が、西淀川高校からはエコ部の高校生4人とボランティアの高校生7人を含む合わせて13人が参加しました。

ガールスカウトの人たちは姫島駅前で、西淀川高校の人たちは関西スーパーでそれぞれ募金を呼びかけました。





今回の募金では2か所で合わせて27475円集まりました。
ご協力ありがとうございました。
集まった緑の募金は東日本大震災の被災地の緑化などに役立てられます。


西淀川高校に移動し、12時から環境教育フェスタに参加しました。


ガールスカウトの子どもたちが西淀川ESDオリジナルの環境紙芝居さぁはじめよう!」を披露し、そのあと高校生が天ぷら油の廃油からできる燃料によって動くモーターを使ってわたあめを子どもたちに作ってあげていました。


14時からは恒例(?)になりましたバーベキューです。

天気のいい中で、みんなでおいしくバーベキューを楽しみました。

相澤翔平

2011年4月12日火曜日

震災の追悼集会で廃油キャンドル点灯(佃1-3振興町会)

4月9日(土)、佃1-3振興町会(リバーサイドヴィラ千船)で廃油キャンドルを使って、東日本大震災への追悼集会が行われました。

3月19日に1-3町会の老人会がつくった廃油キャンドル100個と、昨年12月22日の「キャンドルナイトin西淀川~廃油キャンドルで緑道を灯そう~」で使った廃油キャンドル150個の、計250個を使いました。



午後7時。まずは被災地へ黙とうをささげスタートです。
約40人の人が集まりました。
マンション4棟にかこまれた広場で実施したため、マンションのベランダからも広場の様子が見えたのではと思います。7時40分まで点灯しました。

集まった人たちは、写真をとったりしながら思い思いに廃油キャンドルを眺めていました。


今回は、追悼を兼ねて実施したため、その他、派手なプログラムはなかったのですが、廃油キャンドルに灯された静かな道を歩くのは、とても気持ちがほっこりするものですね。


佃連合振興町会は防災へのまちづくりに熱心に取り組んでいるのですが、「きれいなので来年はもっと拡げてやりたいね」と仲良く語りあっている町会の方々を見て、このような行事をしながら地域の絆を深めていくことが防災対策につなることを学びました。

(小平)

2011年4月4日月曜日

4月2日に「エコでつながる西淀川・キックオフミーティング」を開催しました。

2011年、2012年の2年間でトヨタ財団の助成を受け、「エコでつながる西淀川~環境教育・資源回収でつながる高齢者と子供たち」という活動をスタートすることになりました。
この活動のねらいは、身近な暮らしの中で実践できる活動の場をつくり、学校、町会、環境NPO、個人で取り組まれている環境まちづくり活動をつなげ、世代を超えて学び合う仕組みをつくり、持続可能な環境まちづくりの実践モデルをつくる事を目標にしています。

今回の「エコでつながる西淀川・キックオフミーティング」はこの活動のスタートとして、活動の主なフィールドになる佃地区のみなさんと、この活動の目標や内容などを確認しあい、皆で頑張ろうという思いを共有することを目的として開催し、27名(財団スタッフ含む)の参加者が集まりました。

全体の流れ
第1部では「みんなに教えて西淀川のエコ活動」ということで、ESDに関する説明やこれまで西淀川菜の花プロジェクトで取り組まれてきた活動や、佃地区で実践されている活動の紹介を行いました。
そして第2部でこれからの活動についての意見交換をワークショップ形式で行いました。


第1部では西淀川ESDとして学校等の教育現場で菜の花プロジェクトに取り組んでいる西淀川高校教員の辻幸二郎さん、大阪経済大学講師の柏原誠さん、淀中学校教頭の伊藤司さん、ガールスカウト大阪26団リーダーの山本康子さんから各団体の取り組みを発表していただきました。

次に廃油回収に積極的に取り組んでいるASA御幣島の今井雄志さんにお話いただきました。

そして活動の中心になる佃地区での取り組みについて、まず佃連合振興会環境衛生部から津田安基さん、阿南雄一さんから廃油回収、資源回収に関するお話をうかがい、次に1-3町会の内田充俊さんから廃油回収と廃油キャンドルづくり、キャンドルナイトの取り組みについてお話しいただきました。



最後に佃中学校出身で廃油リサイクルに取り組まれている浜田化学の岡野嘉市さんから、事業者としての取り組みについてお話をうかがいました。


第2部では
この活動のプランについての説明の後に、4つのグループで意見交換をワークショップ形式で行いました。活動のアイデアややりたいこと、できることだけでなく、活動の上で困る事や不安などについて意見を出してもらいました。

各グループで出た意見を模造紙にまとめ、全体に発表しました。

いろんな人を巻き込むために魅力的な取組みを考える必要があり、町会の中で様々な取組みが実践されることが求められるという意見や、町会単位で廃油回収の量について目標の達成度を確認するなどの取組み、地域通貨やポイントなど、廃油回収をするメリットがあったらいいなという意見や、たくさんの人に知らせるためのPRのために資料や場所を設ける、カラオケ大会などでのPRや回収活動、菜の花をまちのあちこちで栽培するなどに加え、情報を提供や廃油がどのように活用されているのかについて知ってもらうという意見が出ました。また廃油回収の容器の問題についてなど、回収方法の検討が必要という意見も出ました。 


これから2年間、助成を受けての活動のスタートします。様々な意見が出てきて、会場全体から頑張ろうという雰囲気が感じられました。佃地区が主な取り組む地域になりますが、西淀川全体を巻き込んでこの活動を盛り上げていければと思いました。


(研究員 相澤翔平)