2012年7月27日金曜日

2012年3月~6月の回収量 報告

報告が遅れて申し訳ありません。
2012年3月~6月の回収量を報告致します。


6月末時点での総回収量は、9524.43リットルです。

2012年7月9日月曜日

6/22夏至・廃油キャンドルナイトを開催しました

6月22日(金)にあおぞらイコバにて夏至の廃油キャンドルナイトを開催しました。

参加者・来場者は38人でした。

その他にもイベントの様子を道路からのぞく子どもや、仕事帰りの方も多く見られました。
学生実行委員会が企画したもので、今回は16時から使用する廃油キャンドルを作り、19時から点灯という流れでした。

16時からの廃油キャンドルづくりには、西淀川で家庭から出る廃油を回収している浜田化学さんや、学校給食の調理を行っていて、廃油キャンドルづくりに興味を持ってくれている魚国総本社さん(西淀川に会社があります)、たまたま通りかかった地域の人も参加しました。

多くの方から使用するビンを提供いただき、今回は200個のキャンドルを作成しました。
ご協力いただいたみなさまに御礼申し上げます。

会場設営を終え、19時に点灯。夏至で外がまだ明るかったものの、キャンドルが灯り、きれいでした。








今回大阪市立大のボランティアサークルがフェアトレードのアクセサリーの販売ブースを出展してくれました。下の写真は商品について説明をする様子。


西淀川高校美術部の生徒さんの作品の展示も行いました。

キャンドルナイト学生実行委員会の活動紹介を行い、その後西淀川在住のアーティスト、ユメコロモさんによるアコースティックライブ。キャンドルを見ながら、ゆったりとした時間が流れました。






学生実行委員会からは、冬至に毎年行っているキャンドルナイトでは地域の人に来てもらえるように、企画、広報を工夫したいという声も出ました。

今後の活動が楽しみです。

記:相澤

優雅な暮らし!?廃食油で走るイイから号のいとけんさん

廃油回収拠点のあおぞら財団には、未開封の天ぷら油も集まります。
お歳暮などでもらったものの使わないうちに賞味期限が切れてしまったものがほとんどです。
未開封のものは、とっておき、イイから号の運転手、伊藤賢一郎さんに渡しています。
6/20(水)いとけんさんがあおぞら財団に立ち寄りました。一番右が伊藤さんです。

この日はざっと35リットル以上!です。
使用済みの油でも走るのですが、濾す手間がないため未使用の廃油は喜ばれます。


たまたま、22日(金)に行われる廃油キャンドルナイトの準備で西淀川高校生(6人)や大学生(1人)の実行委員のメンバーが来ていたので伊藤さんに車の説明をしてもらいました。
廃油で走る車の仕組み、伊藤さんのキャンピングカーでの生活にみんな興味津々。


伊藤さんの廃油キャンドルも見せてもらいました。
景色が良い所に車をとめワインをのみながら夕日を眺める、夜は廃油キャンドルを炊いて「やまとかたり」を朗詠、なんとも優雅な生活です。


手作りの大人の飲み物も頂きました。ありがとうございます。
ちなみに伊藤さんの服、ずぼんはいらない布で縫った手作りとか。なんでもつくってすごいです。


みんなで集合写真。

伊藤さんのご自宅は神奈川県ですが、今日は六甲にいるとのことです。
伊藤さん、道中お気をつけて。

*伊藤さんブログはこちら

小平

西淀川高校の菜の花プロジェクトが紹介されました(6/2毎日新聞)

6月2日(金)に、西淀川高校ですすめる菜の花プロジェクトが紹介されました。
西淀川公害の授業などについても書かれています。

◆以下、毎日新聞記事より転載(詳しくはこちら)==============

まなびやの宝:府立西淀川高校 菜の花プロジェクト /大阪
毎日新聞 2012年06月02日 地方版
 ◇資源循環の仕組み体験
 大気汚染や水質汚濁など、かつて「日本一の公害地域」と呼ばれた大阪市西淀川区。そんな区内にある府立西淀川高校(重田明彦校長)では、環境に対する意識を高めようと、07年度から「菜の花プロジェクト」を実施している。

 校内で菜の花を栽培し、地域から回収した廃食油でバイオディーゼル燃料(BDF)を作るなど、資源循環の仕組みを実体験を通して学んでいる。

 同校では公害訴訟を踏まえ、90年代から社会科で大気汚染を中心とした公害問題を学習してきた。それらをベースに、05年度からは3年生必修の独自科目「環境」を新設。区内の大気汚染状況を調べるマップ作り、西淀川公害病の患者からの聞き取りを通して自分の生き方を考える「私の環境宣言」作りなどを行っている。

 その中の一つとして生まれたのが、菜の花プロジェクトだ。「大気汚染で苦しんだ地域から明るいイメージを発信したい」。府教委からBDFの精製機や肥料の購入費などの助成を受け、校内の荒れ地を耕して菜の花栽培をスタート。廃食油からBDFを精製し、実際に発電機を動かして綿菓子を作るなど効果を体験してきた。

 現在はBDF精製はしていないが、地域と連携して廃食油を回収し、ハンドソープの原料などに充てている。

 08年には「授業以外でも活動したい」との声が上がり、同好会が発足。積極的に地域のイベントなどに参加して活動をPRしている。担当する辻幸二郎教諭は「自分自身が行動することで地域とつながり、社会とかかわることの大切さを学んでほしい」と期待している。【三上健太郎】