2008年12月26日金曜日
西淀川版菜の花プロジェクトマニュアルを公開しました
これまでの取り組みをもとにして「西淀川版菜の花プロジェクトマニュアル」をまとめました。あおぞら財団菜の花プロジェクトのホームページで公開していますので、ぜひご覧ください。
ラベル:
廃食油:回収・広報グッズ
2008年11月28日金曜日
西淀川ESD「おつかれさま 今年もよろしく会」(新年会)のご案内
地域の学校や市民団体、行政などで構成されている持続可能な交通まちづくり市民会議では、菜の花プロジェクトや自転車マップづくり、地域資源の発掘、買い物ゲーム等の教材作成といった活動を通じて「持続可能な開発のための教育(ESD)」に取り組んできました。
「おつかれさま 今年もよろしく会」ではこれまでの活動の成果を振り返って共有し、気軽に交流しながら次年度以降のさらなる展開へとむかって弾みをつけたいと考えています。これまで活動に参加してくださった方々や地域のみなさま、またこういった取り組みに関心をお持ちのみなさまのご参加をお待ちしております。
日時 2009年1月10日(土)14:00~17:00
会場 西淀川区民ホール第3・4会議室
定員 50名
内容 2008年度の活動報告
菜の花・西淀川を食べよう など
→チラシはこちら
参加申込み・問い合わせ
あおぞら財団(持続可能な交通まちづくり市民会議事務局) 担当:上田・林
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
Tel: 06-6475-8885、Fax: 06-6478-5885
電子メール: webmaster@aozora.or.jp
「おつかれさま 今年もよろしく会」ではこれまでの活動の成果を振り返って共有し、気軽に交流しながら次年度以降のさらなる展開へとむかって弾みをつけたいと考えています。これまで活動に参加してくださった方々や地域のみなさま、またこういった取り組みに関心をお持ちのみなさまのご参加をお待ちしております。
日時 2009年1月10日(土)14:00~17:00
会場 西淀川区民ホール第3・4会議室
定員 50名
内容 2008年度の活動報告
菜の花・西淀川を食べよう など
→チラシはこちら
参加申込み・問い合わせ
あおぞら財団(持続可能な交通まちづくり市民会議事務局) 担当:上田・林
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
Tel: 06-6475-8885、Fax: 06-6478-5885
電子メール: webmaster@aozora.or.jp
2008年10月15日水曜日
『エコジン』2008年11月号で活動の様子が紹介されました
環境省の広報誌『エコジン』2008年11月号(pp. 30-31)で「"つながる"教育」として西淀川ESDの活動が取り上げられました。8/23に西淀川高校エココミュニケーション同好会が生き生き地球館でBDF精製の実演などを行った際の様子(ブログ記事)がカラー見開き2ページで紹介されています。ぜひご覧ください。
ラベル:
回収ステーション:西淀川高校
2008年10月6日月曜日
2008年10月1日水曜日
西淀川高校のみなさんが区民まつりに参加しました
自前のBDF精製機を購入するなど、熱心に環境教育と菜の花プロジェクトに取り組んでこられた西淀川高校のみなさん。その成果を発表し活動を区民のみなさんに知ってもらうために、9月27日に開催された西淀川区民まつりに参加されました。
内容は、
・BDF精製機の展示(西淀川高校「菜の花エコプロジェクト」チラシも配布)
・BDF駆動の発電機を使って作ったわたがしの配布
・廃油回収
・菜種の配布
です。主体となって活躍したエココミュニケーション同好会(ECC)のみなさんや先生方の頑張りの甲斐もあって、多くの方がブースに足をとめていました。とりわけわたがしは子どもたちに大人気、長蛇の列ができ整理券をださねばならないほどでした。地域の方々に環境問題や西淀川高校での取り組みを知ってもらうよい機会となったのではないでしょうか。詳しい様子は西淀川高校ECCのブログをご覧ください。
内容は、
・BDF精製機の展示(西淀川高校「菜の花エコプロジェクト」チラシも配布)
・BDF駆動の発電機を使って作ったわたがしの配布
・廃油回収
・菜種の配布
です。主体となって活躍したエココミュニケーション同好会(ECC)のみなさんや先生方の頑張りの甲斐もあって、多くの方がブースに足をとめていました。とりわけわたがしは子どもたちに大人気、長蛇の列ができ整理券をださねばならないほどでした。地域の方々に環境問題や西淀川高校での取り組みを知ってもらうよい機会となったのではないでしょうか。詳しい様子は西淀川高校ECCのブログをご覧ください。
大阪市から栽培用土をいただきました
西淀川菜の花プロジェクトでは11月にプランターに植えた菜の花の苗を配布する予定としています。プランターに入れる土を調達する必要があったのですが、大阪市ゆとりとみどり振興局から花栽培用土「はな咲かつちさん」を提供していただけることとなりました。西淀川ESDの運営主体「持続可能な交通まちづくり市民会議」のメンバーである大阪市職員の方のご尽力によって実現したものです。
去る9月19日(金)に「緑のリサイクルセンター」へ現物を引き取りにゆきました。10リットルx250袋という量の土を運ぶために2tトラックで鶴見緑地に向かいます。
雨模様だったにもかかわらず、大阪経済大学現代GP学生実行委員会のみなさんも手伝いにきてくださいました。おかげで手際よく積み込み作業を終えることができ、ありがたいかぎりです。
いただいた土は西淀川高校まで運搬。こちらでは同校エココミュニケーション同好会の面々が荷下ろしの作業をこなしてくれました。一部は校庭奥にある菜の花畑で用いられることとなります。
最後に参加者全員で記念撮影。みなさん、おつかれさまでした。またご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
去る9月19日(金)に「緑のリサイクルセンター」へ現物を引き取りにゆきました。10リットルx250袋という量の土を運ぶために2tトラックで鶴見緑地に向かいます。
雨模様だったにもかかわらず、大阪経済大学現代GP学生実行委員会のみなさんも手伝いにきてくださいました。おかげで手際よく積み込み作業を終えることができ、ありがたいかぎりです。
いただいた土は西淀川高校まで運搬。こちらでは同校エココミュニケーション同好会の面々が荷下ろしの作業をこなしてくれました。一部は校庭奥にある菜の花畑で用いられることとなります。
最後に参加者全員で記念撮影。みなさん、おつかれさまでした。またご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
2008年9月22日月曜日
緑の募金にご協力をありがとうございました
9月20日(土)と9月21日(日)の両日、西淀川区内で緑の募金を実施しました。なお、募金していただいた方には緑の羽根に加えて菜種もお渡ししました。
9/20 11:00-12:00 関西スーパー大和田店前(呼びかけ主体:西淀川高校エココミュニケーション同好会・淀中学校生徒会・ガールスカウト26団有志):24,433円
9/21 10:00-11:00 阪神姫島駅前(呼びかけ主体:ガールスカウト26団):21,915円
合計46,348円もの募金をいただきました。寄付金は(財)おおさかみどりのトラスト協会を通して自然環境の保全や緑化に用いられます。また一部は西淀川菜の花プロジェクトの推進にも活用させていただきます。ご協力をいただいたみなさま、どうもありがとうございました。
9/20 11:00-12:00 関西スーパー大和田店前(呼びかけ主体:西淀川高校エココミュニケーション同好会・淀中学校生徒会・ガールスカウト26団有志):24,433円
9/21 10:00-11:00 阪神姫島駅前(呼びかけ主体:ガールスカウト26団):21,915円
合計46,348円もの募金をいただきました。寄付金は(財)おおさかみどりのトラスト協会を通して自然環境の保全や緑化に用いられます。また一部は西淀川菜の花プロジェクトの推進にも活用させていただきます。ご協力をいただいたみなさま、どうもありがとうございました。
2008年8月27日水曜日
生き生き地球館エコクラブへの紙芝居
8月23日(土)
コンソーシアム京都 京都外大インターン生 三回生 佐多一弘
大阪の鶴見緑地内にある生き生き地球館で、菜の花プロジェクトの活動がありました。菜の花プロジェクトは環境省のESD(持続可能な発展のための教育)の一環で、菜の花を育て、そこから採れた菜種油でBDFを精製し、車やバスの燃料に使います。そこで排出されたCO2は、菜の花を育てるときの光合成で回収します。このような循環を作り、地球に負担をかけないようにするというのが、菜の花プロジェクトの目的です。
西淀川はESDのモデル地域に選ばれ、あおぞら財団は菜の花プロジェクトを一人でも多くの人に知ってもらうために活動しています。
ESDについてはこちら
この日は西淀川高校の生徒たちが、生き生き地球館エコクラブのこども達に紙芝居で菜の花プロジェクトの説明をして、実際に廃油をBDFに変える装置を使って実演もしました。
エコクラブのみなさんも様々なエコ活動を行っており、菜の花プロジェクトはその一つです。菜の花を育て、採れた菜種油で天ぷらを揚げて食べたそうです。そのときの廃油を持ってきてもらいました。この日は他の皆さんにも廃油を持ってきてもらい、それを使ってBDF作りを実演しました。
生き生き地球館。
まず西淀川高校の生徒さんたちが、紙芝居で彼らの経験も踏まえて、菜の花プロジェクトの説明をしてくれました。
自己紹介から緊張していました。
紙芝居で説明をしてくれた古川さん。こどもたちの反応も良くて、楽しそうでした。
BDF精製機
説明が終わると、次は西淀川高校の辻先生がBDFを作る過程を説明してくれました。BDF作りはまず、一番左のタンクに廃油を注ぎます。次に水酸化ナトリウムとメタノールを混ぜた溶液を同じタンクに注ぎます。このとき、ゆっくり入れることがポイントです。
そしてスイッチを入れます。スイッチを入れると廃油と溶液がよく混ぜられ、メチルエステルとグリセリンに分離されます。メチルエステルは燃料の元になりますが、BDF精製にグリセリンは不要物となります。しかしこれも捨てるわけではありません。ちゃんと畑の肥料として使用します。
使用できるBDFを作るには2日ほどかかるので、この日はここまでの作業をエコクラブのみなさんとやりました。
「天ぷらおいしかった?」と尋ねる辻先生。
積極的に手を挙げて参加してくれたこどもたち。
エコクラブで作った菜種油の廃油を注いでいます。
薬品が飛ばないように手袋、サングラスを装備して慎重に混ぜています。
混ぜた溶液をタンクに注ぎます。こぼさないようにそっと…。
スイッチを誰が入れるかで、木村くんと王様じゃんけんです。
BDFはこのあと水と混ぜられます。油、水と油が分離されていない液体、水の3つに分かれます。油は水や他の不純物と比べて軽いので、上に浮かび上がります。このとき浮かびあがったのが、使用できる油です。これを繰り返して良質の燃料を精製します。
この日は最後まで出来なかったので、出来上がったBDFを使って発電機を動かしました。みんな見慣れない物なので興味津々でした。こどもは本当にいろんなことに好奇心が働くので、驚かされます。
発電機に集まるこどもたち。
発電した電気で何を動かすのかというと…
扇風機です!コンセントを入れ、羽が回った瞬間「おぉー!!」と歓声があがりました。みんなで育てた菜の花から採れた油から出来たBDFでもこうやって動くんですよ、という説明にみんな感心していました。天ぷらの臭いするかな?と言うこもいました。
BDFで発電した電気で扇風機が回りました!!
扇風機だけでは面白くないよね?ということで、今度はテレビをつけることにしました。
さぁつくかな?
つきました!!ここでも歓声があがりました!
BDFで発電した電気で、ビデオを見ました。「エコロ島」という環境のアニメを見ました。みんな最初はテレビじゃなくて「えぇー」と不満を言っていましたが、さすがこどもたち。見始めると画面に釘付けでした。
ビデオを見て、最後にみんなでちゃんと挨拶をして終わりました。
地球には自然のサイクルがある、地球にいいことをしていると感じることが大切だということを、学びました。
みんな良い勉強になりました!!
私の感想としては、こうやって環境活動は行われているのかぁと実感しました。今までこういった活動を聞いたことはあっても、見たことはなかったので実際に参加することができて、見ることができてよかったです。私自身学ぶ事、得るものが多々ありました。
こどもたちに考えさせる、考えてもらうことは本当に大切ですね。未来の担い手である彼らに環境のことを考える大切さを教え、環境のことを考えるクセ…といったら変ですが、習慣がつけば、きっと未来の地球は良くなるだろうなぁと思いました。そしてそんなこどもたちに伝えることができ、いろいろな人が出会える場を作ることは素敵なことだなぁとも思いました。私たち大人も負けていられませんね。
お疲れ様でした。
コンソーシアム京都 京都外大インターン生 三回生 佐多一弘
大阪の鶴見緑地内にある生き生き地球館で、菜の花プロジェクトの活動がありました。菜の花プロジェクトは環境省のESD(持続可能な発展のための教育)の一環で、菜の花を育て、そこから採れた菜種油でBDFを精製し、車やバスの燃料に使います。そこで排出されたCO2は、菜の花を育てるときの光合成で回収します。このような循環を作り、地球に負担をかけないようにするというのが、菜の花プロジェクトの目的です。
西淀川はESDのモデル地域に選ばれ、あおぞら財団は菜の花プロジェクトを一人でも多くの人に知ってもらうために活動しています。
ESDについてはこちら
この日は西淀川高校の生徒たちが、生き生き地球館エコクラブのこども達に紙芝居で菜の花プロジェクトの説明をして、実際に廃油をBDFに変える装置を使って実演もしました。
エコクラブのみなさんも様々なエコ活動を行っており、菜の花プロジェクトはその一つです。菜の花を育て、採れた菜種油で天ぷらを揚げて食べたそうです。そのときの廃油を持ってきてもらいました。この日は他の皆さんにも廃油を持ってきてもらい、それを使ってBDF作りを実演しました。
まず西淀川高校の生徒さんたちが、紙芝居で彼らの経験も踏まえて、菜の花プロジェクトの説明をしてくれました。
自己紹介から緊張していました。
紙芝居で説明をしてくれた古川さん。こどもたちの反応も良くて、楽しそうでした。
説明が終わると、次は西淀川高校の辻先生がBDFを作る過程を説明してくれました。BDF作りはまず、一番左のタンクに廃油を注ぎます。次に水酸化ナトリウムとメタノールを混ぜた溶液を同じタンクに注ぎます。このとき、ゆっくり入れることがポイントです。
そしてスイッチを入れます。スイッチを入れると廃油と溶液がよく混ぜられ、メチルエステルとグリセリンに分離されます。メチルエステルは燃料の元になりますが、BDF精製にグリセリンは不要物となります。しかしこれも捨てるわけではありません。ちゃんと畑の肥料として使用します。
使用できるBDFを作るには2日ほどかかるので、この日はここまでの作業をエコクラブのみなさんとやりました。
「天ぷらおいしかった?」と尋ねる辻先生。
積極的に手を挙げて参加してくれたこどもたち。
エコクラブで作った菜種油の廃油を注いでいます。
薬品が飛ばないように手袋、サングラスを装備して慎重に混ぜています。
混ぜた溶液をタンクに注ぎます。こぼさないようにそっと…。
スイッチを誰が入れるかで、木村くんと王様じゃんけんです。
BDFはこのあと水と混ぜられます。油、水と油が分離されていない液体、水の3つに分かれます。油は水や他の不純物と比べて軽いので、上に浮かび上がります。このとき浮かびあがったのが、使用できる油です。これを繰り返して良質の燃料を精製します。
この日は最後まで出来なかったので、出来上がったBDFを使って発電機を動かしました。みんな見慣れない物なので興味津々でした。こどもは本当にいろんなことに好奇心が働くので、驚かされます。
発電した電気で何を動かすのかというと…
扇風機です!コンセントを入れ、羽が回った瞬間「おぉー!!」と歓声があがりました。みんなで育てた菜の花から採れた油から出来たBDFでもこうやって動くんですよ、という説明にみんな感心していました。天ぷらの臭いするかな?と言うこもいました。
BDFで発電した電気で扇風機が回りました!!
扇風機だけでは面白くないよね?ということで、今度はテレビをつけることにしました。
さぁつくかな?
つきました!!ここでも歓声があがりました!
BDFで発電した電気で、ビデオを見ました。「エコロ島」という環境のアニメを見ました。みんな最初はテレビじゃなくて「えぇー」と不満を言っていましたが、さすがこどもたち。見始めると画面に釘付けでした。
ビデオを見て、最後にみんなでちゃんと挨拶をして終わりました。
地球には自然のサイクルがある、地球にいいことをしていると感じることが大切だということを、学びました。
みんな良い勉強になりました!!
私の感想としては、こうやって環境活動は行われているのかぁと実感しました。今までこういった活動を聞いたことはあっても、見たことはなかったので実際に参加することができて、見ることができてよかったです。私自身学ぶ事、得るものが多々ありました。
こどもたちに考えさせる、考えてもらうことは本当に大切ですね。未来の担い手である彼らに環境のことを考える大切さを教え、環境のことを考えるクセ…といったら変ですが、習慣がつけば、きっと未来の地球は良くなるだろうなぁと思いました。そしてそんなこどもたちに伝えることができ、いろいろな人が出会える場を作ることは素敵なことだなぁとも思いました。私たち大人も負けていられませんね。
お疲れ様でした。
2008年8月20日水曜日
集めた廃油を業者にとりに来てもらいました
2008年8月12日火曜日
西淀川高校での中学・高校・大学学習・交流会
西淀川では環境省のモデル地域として持続可能な開発のための教育(ESD)への取り組みを展開してきましたが、そこでめざしてきたのは人と人とが「つながる」ということ。
7月23日・8月4日の両日に西淀川高校で開催された「西淀川高校 菜の花プロジェクト」を学習する会(大阪市中学校教育研究会特別活動部主催)は、地域の中学生・高校生・大学生が菜の花プロジェクトを通して「つながる」、そのきっかけの場となりました。見学させていただいた内容を以下に簡単にご報告しておきます。
7月23日
淀中学校・梅南中学校・菫中学校から合計15名が参加し、西淀川高校エココミュニケーションクラブ・生徒会の面々とともに菜の花プロジェクトについて学びました。
まずは西淀川高校の辻先生から、西淀川の大気汚染と公害訴訟の歴史についての講義と、西淀川高校で実施されている環境の授業についての説明がありました。「ぜん息を患っている人はいますか?」という先生からの問いかけに対して参加者30名弱のうち4名が挙手。今でも大気汚染の問題はなくなっていません。
ついでDVDを視聴し、菜の花プロジェクトの意義を学習。菜種油や使用済みの天ぷら油から環境にやさしい燃料ができるというはなしには、みな関心を持って熱心に耳を傾けていました。また西淀川高校生徒会が新しく取り組みはじめたペットボトルのキャップ集めについて説明を受けました。通常は捨てられているキャップを400個集めると10円になるとのこと。800個でポリオワクチン1本を途上国におくることができるといいます。
休憩をはさんで校内を見学。BDF精製機や菜の花畑、ビオトープ池を見てまわりました。とりわけBDF精製機に中学生は興味津々。「動かしてみて!」という声もあがっていました。
最後に教室に戻って質疑応答。なぜ菜の花プロジェクトを始めようと思ったのか、BDF精製機を購入することにしたのはなぜか、菜種はどのくらいとれたのか、菜の花畑をもう少し大きくすることは考えていないのか、といった質問が出ていました。
8月4日
第1回に引き続き淀中学校・梅南中学校・菫中学校から8名が来校。加えて大阪経済大学現代GP学生実行委員会から2名の参加をえるとともに、菜の花プロジェクトのお手伝いをしてくださっている地域在住の木村さんも来られ、にぎやかな会となりました。
座学中心だった前回とは異なり、今回は作業中心の内容です。まずは前回見るだけだったBDF精製機を実際に使ってみることに。中学生のみなさんがおうちから持参した廃油を精製機に入れ、水酸化ナトリウムとメチルアルコールを加えてスイッチオン。
攪拌するのに時間がかかるため、BDF精製作業は今日はとりあえずここまで。残りの時間をつかって、トウモロコシの収穫をしました。菜種を収穫した後、菜の花畑をトウモロコシ畑として活用していたのです。まだ十分に熟していない実が多かったのですが、なんとか一人一本は確保。最後に感想を書いて解散となりました。
このような中学・高校・大学が連携しての活動は、まだまだ手探りではありますが、このつながりが発展し広がってゆくとよいですね。
7月23日・8月4日の両日に西淀川高校で開催された「西淀川高校 菜の花プロジェクト」を学習する会(大阪市中学校教育研究会特別活動部主催)は、地域の中学生・高校生・大学生が菜の花プロジェクトを通して「つながる」、そのきっかけの場となりました。見学させていただいた内容を以下に簡単にご報告しておきます。
7月23日
淀中学校・梅南中学校・菫中学校から合計15名が参加し、西淀川高校エココミュニケーションクラブ・生徒会の面々とともに菜の花プロジェクトについて学びました。
まずは西淀川高校の辻先生から、西淀川の大気汚染と公害訴訟の歴史についての講義と、西淀川高校で実施されている環境の授業についての説明がありました。「ぜん息を患っている人はいますか?」という先生からの問いかけに対して参加者30名弱のうち4名が挙手。今でも大気汚染の問題はなくなっていません。
ついでDVDを視聴し、菜の花プロジェクトの意義を学習。菜種油や使用済みの天ぷら油から環境にやさしい燃料ができるというはなしには、みな関心を持って熱心に耳を傾けていました。また西淀川高校生徒会が新しく取り組みはじめたペットボトルのキャップ集めについて説明を受けました。通常は捨てられているキャップを400個集めると10円になるとのこと。800個でポリオワクチン1本を途上国におくることができるといいます。
休憩をはさんで校内を見学。BDF精製機や菜の花畑、ビオトープ池を見てまわりました。とりわけBDF精製機に中学生は興味津々。「動かしてみて!」という声もあがっていました。
最後に教室に戻って質疑応答。なぜ菜の花プロジェクトを始めようと思ったのか、BDF精製機を購入することにしたのはなぜか、菜種はどのくらいとれたのか、菜の花畑をもう少し大きくすることは考えていないのか、といった質問が出ていました。
8月4日
第1回に引き続き淀中学校・梅南中学校・菫中学校から8名が来校。加えて大阪経済大学現代GP学生実行委員会から2名の参加をえるとともに、菜の花プロジェクトのお手伝いをしてくださっている地域在住の木村さんも来られ、にぎやかな会となりました。
座学中心だった前回とは異なり、今回は作業中心の内容です。まずは前回見るだけだったBDF精製機を実際に使ってみることに。中学生のみなさんがおうちから持参した廃油を精製機に入れ、水酸化ナトリウムとメチルアルコールを加えてスイッチオン。
攪拌するのに時間がかかるため、BDF精製作業は今日はとりあえずここまで。残りの時間をつかって、トウモロコシの収穫をしました。菜種を収穫した後、菜の花畑をトウモロコシ畑として活用していたのです。まだ十分に熟していない実が多かったのですが、なんとか一人一本は確保。最後に感想を書いて解散となりました。
このような中学・高校・大学が連携しての活動は、まだまだ手探りではありますが、このつながりが発展し広がってゆくとよいですね。
2008年7月25日金曜日
廃油回収呼びかけチラシと廃油回収ステーション募集チラシ・菜の花栽培ガイド
廃油回収・菜の花プロジェクト関係の各種チラシをアップロードしました。ダウンロードしてご活用ください。
廃油回収呼びかけ用(一般向け・MS Wordファイル332KB)
廃油回収呼びかけ用(子ども向け・MS Wordファイル244KB)
廃油回収ステーション募集(MS Wordファイル162KB)
「毎日の暮らしから温暖化ストップ」イベント
(フードマイレージゲーム+廃油回収)提案チラシ(MS Wordファイル287KB)
「菜の花栽培ガイド」(菜種配布用台紙)(MS Wordファイル856KB)
廃油回収呼びかけ用(一般向け・MS Wordファイル332KB)
廃油回収呼びかけ用(子ども向け・MS Wordファイル244KB)
廃油回収ステーション募集(MS Wordファイル162KB)
「毎日の暮らしから温暖化ストップ」イベント
(フードマイレージゲーム+廃油回収)提案チラシ(MS Wordファイル287KB)
「菜の花栽培ガイド」(菜種配布用台紙)(MS Wordファイル856KB)
2008年7月22日火曜日
ガールスカウト26団と廃油回収
7月20日(日)10:00-12:00
ガールスカウト26団とフードマイレージ買物ゲームをしました。その際に、みんなの家から廃油を持ってきてもらいました。廃油回収は菜の花プロジェクトの一環で、廃油は西淀川高校にあるBDF精製機や廃油回収業者によって、車を走らす燃料(BDF)になります。 廃油は自宅の分だけでなく、勤務先に呼びかけて沢山持ってきた人もおり、18Lのポリタンクの半分を超える量となりました。
フードマイレージ買物ゲームは食と交通と環境のつながりを知るための教材ですが、菜の花プロジェクトの説明のための導入としても役立ちます。エネルギーとリサイクルと環境とライフスタイルのつながりを考えるきっかけとなり、廃油回収をする意味を納得してもらうことができました。この学びをきっかけに、8月23日のセミの抜殻調査でも廃油回収を行うことが決るなど、西淀川の菜の花プロジェクトがESDのつながりを通じて、広がりつつあります。
ガールスカウト26団とフードマイレージ買物ゲームをしました。その際に、みんなの家から廃油を持ってきてもらいました。廃油回収は菜の花プロジェクトの一環で、廃油は西淀川高校にあるBDF精製機や廃油回収業者によって、車を走らす燃料(BDF)になります。 廃油は自宅の分だけでなく、勤務先に呼びかけて沢山持ってきた人もおり、18Lのポリタンクの半分を超える量となりました。
フードマイレージ買物ゲームは食と交通と環境のつながりを知るための教材ですが、菜の花プロジェクトの説明のための導入としても役立ちます。エネルギーとリサイクルと環境とライフスタイルのつながりを考えるきっかけとなり、廃油回収をする意味を納得してもらうことができました。この学びをきっかけに、8月23日のセミの抜殻調査でも廃油回収を行うことが決るなど、西淀川の菜の花プロジェクトがESDのつながりを通じて、広がりつつあります。
2008年7月16日水曜日
わたがし機を探しています
西淀川菜の花プロジェクトでは、わたがし機を譲っていただける方を探しています。BDFで稼働する発電機とつないで、イベントなどで菜の花プロジェクトをPRするために用いる予定です。趣旨をご理解いただき、機械を提供してくださる方がいらっしゃいましたらあおぞら財団までご一報ください。よろしくお願いいたします。
ラベル:
お知らせ,
回収ステーション:あおぞら財団
2008年7月7日月曜日
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